こんにちは!
今回はお手持ちのイヤホンが断線してしまった時の修理法についてのお話です。
「あ~最悪だ、このイヤホン二万円もしたのに断線してしまった…」
「プラグのとこを触ってたら時々音が聞こえるけど…」
「メーカーに修理出したら、結構高い…」
「でも買う方が高いよな…」
ちょっと待って!
あなたは大事なことを忘れています。
そう!自分で修理してしまうということです。
イヤホンが片耳だけ聞こえなくなったとかいうのは多くの場合プラグ部の断線によるものです。
この場合、自分で修理することが可能です。
しかも、修理するのに必要な費用はメーカーで修理してもらう、または再度購入する(100均イヤホンをお使いであれば素直に買い直してください)よりも断然低いです。
大体、全く工具を持っていない状態で集めるとなると、
費用は\2000~\3000ぐらいです。
買い直す、またはメーカーに修理を出すより安いのかということをしっかり考えて以下をご覧ください。
さっそく断線修理
1.まずは断線したイヤホンのプラグ部分をニッパーで切ってしまいます。
ああ、私のイヤホン切られちゃったよ。。。
…さっさと行きます。
2.三本の導線をむき出す。
カッターかなんかで適度にむき出しにしてください。
懐かしい作業かもしれませんね。
3.ライターで導線を炙ります。
これらの導線は
リッツ線となるものなので、コーティングされています。
火で炙って燃やしてしまいましょう。
燃やした後は紙やすりなどでしっかりカスを落としておきましょう。
5.半田ごてと半田を用意します。
6.プラグの3箇所と導線3つに予備ハンダをします。
7.ケーブルに熱圧縮チューブとプラグ付属のカバーを通します。
この操作
絶対忘れないでね。。。
あと
カバーの向きもしっかり確認しましょう。
8.導線をつなげるところを確認する。
P-3.5Gはこの通りになっています。
あとはお手持ちのイヤホンの導線を判断しなければなりません。
金色の導線はグランドですので、問題は、赤と青、どちらが右でどちらが左かということです。
以下、判断方法です。
8-1.お手持ちの再生機器にプラグを差します。
8-2.イヤホンを正しく耳に付けます。
8-3.グランド線をプラグのグランド部に手で付けながら、赤の線をプラグのRight(右)に付けて、なんらかの音楽を再生してください。
もし、その状態で右から音が聞こえれば、赤がRで、青がLですね。
もし左から音が聞こえれば赤がLで青がRです。
私は前者でしたので以下は赤がR、青がLで話を進めます。
適宜に置き換えて下さい。
9.ハンダ付けする。
予備ハンダ済みですのでそのままやっちゃいましょう。
注意点として、三本の導線はつなげる場所は違うのに、長さが同じですので、
長すぎるっていう場合があります。
その場合、適度にニッパーで導線を切ったりしておきましょう。
(また予備ハンダをしなければなりませんが…)
10.グルーガンを用意して、グルースティックを差し込みます。
11.適度に接続部に塗ります。
断線の再発防止のためにやります。
絶対にやり過ぎないようにしましょう。
カバーが入らなくなります。
12.熱圧縮チューブを通し、ライターで炙ります。
これも断線の再発防止のためです。
それと今回の場合はすこしカバーから出る大きさにしたのでデザイン的にもいい感じですね。
13.カバーをかけて、完成!
お疲れさまでした!
最初は難しいかもしれませんが慣れれば結構スムーズに行けます。
良いイヤホンライフを!