論文やレポートを書くときに参考にする本

数学文章作法という本があります。

著者は数学ガールでおなじみの結城 浩先生。
余談ですが、数学ガールはここ一年程レビューアとしてささやかながらレビューしています。

まず、数学、と聞いて大抵の人は関係ないと思ってしまうかもしれません。
実際、私もそうでした。
しかし、この本はどんな論文やレポートを書くときにも役に立つことが書かれています。

基礎編では文章づくりにおいて本当に基礎的なところから、はっと気づかせてくれるようなことまで詳細に例を用いて書かれてあります。
推敲編では推敲のやり方、もちろんそれだけではなく考え方からわかりやすく書かれています。

どちらも文庫本で、携帯できるサイズです。

受験シーズン。自己推薦書やら志願理由書を皆さん書いている人もいるかと思いますが、自分の作った文章に不安があれば是非この本を手にとって見ませんか?
私は去年のAC入試で各種資料を作成する際に、この本を読みながら資料を作成しました。
この本のおかげで合格した、とは言えませんが、私のように文章を普段書かなかった人にとっては役に立ったと言えます。

簡単ですが、本の紹介でした。